要望・提言・調査
仙台市内中心部商店街の通行量調査結果(2024年5月24日、5月26日実施分)
2024年06月18日
当所では、仙台市と共同で仙台市内中心部商店街の通行量調査を実施しています。
■調査日時
2024年5月24日(金)、5月26日(日)9:00~20:00
■調査地点
仙台市内中心部8地点
■全体の結果
前年調査後、2023年6月のヨドバシ仙台第1ビル開業、8月のヨドバシ仙台第2ビルへのロピア出店、2024年3月の仙台駅西口1階tekute dinning開店等、仙台駅周辺で集客施設のオープンが相次いだ一方、2024年1月にEDENが閉店、3月には仙台フォーラスが長期休業に入るなど、仙台市中心部をとりまく環境は大きく変化した。
こうした中、修学旅行生等をはじめとした団体や、個人、外国人など観光客の姿が昨年より多く見られた仙台駅エリアがけん引する格好で、8 地点の平均通行量は、金曜日、日曜日共に、前年調査を上回る結果となった。特に「①仙台駅・東西自由通路」は2日間とも前年比で大幅な伸びとなり、両日共にコロナ禍前の2019 年も上回る数値を記録した。一方、中央通りおよび東一番丁通りは通行量がコロナ禍前に戻りきっていない様子が伺えた。
■金曜日の結果
地点別(表1)で見ると、「①仙台駅・東西自由通路」が65,299人で前年比28.3%増と大きな伸びとなり第1位。以下「②ペデストリアンデッキS-PAL前」46,185人(同8.9%増)、「③松澤蒲鉾店前」44,529人(同5.5%増)、「④三瀧不動尊・三原堂前」44,284人(同2.7%増)の順で、いずれも前年比増となり、仙台駅エリアおよび比較的仙台駅に近い商店街で増加している。一方、東二番丁通り以西の⑤~⑧の調査地点では、「⑥東一中央ビル前」で微増となった以外は、3月に仙台フォーラスが休業した「⑦大井宝石店・フォーラス前」の同マイナス7.2%をはじめとして減少となっている。
■日曜日の結果
地点別(表2)で見ると、「①仙台駅・東西自由通路」が78,168人で同43.6%と大幅な伸びとなり第1位。続いて、人数で見ると「③松澤蒲鉾店前」53,000人で第2位、「④三瀧不動尊・三原堂前」51,703人で第3位と続く。一方、第4位の「②ペデストリアンデッキS-PAL前(50,422人)」は前年比24.5%増と、伸び率としては大きな値を示している。
商店街エリアに焦点を当て前年比を見ると、仙台駅エリアが増加した一方で、中央通り、東一番丁通りはいずれも減少。特に東一番丁通りの3地点(調査地点⑥~⑧)は10%以上の減少幅となっている。
≪参考資料≫
■過去の調査結果
- 2023年度調査結果(PDF)
- 2022年度調査結果(PDF)
- 2021年度調査結果(PDF)
- 2020年度調査結果(PDF)
※新型コロナウイルスの影響により、調査時期を例年の5月から10月に変更して実施。 - 2019年度調査結果(PDF)
- 《2019年度参考資料》過去30年のエリア別平均通行量の推移(PDF)
- 平成30年度調査結果(PDF)
- 平成29年度調査結果(PDF)
- 平成28年度調査結果(PDF)
- 平成27年度調査結果(PDF)
- 平成26年度調査結果(PDF)
- 平成25年度調査結果(PDF)
- 平成24年度調査結果(PDF)
- 平成23年度は東日本大震災のため実施していません。
- 平成22年度調査結果(PDF)
- 平成21年度調査結果(PDF)
※上記年度以外の調査結果をご希望の場合は別途お問い合わせ下さい。