㈱希世舎 代表取締役CEO 須藤 航平 氏
経営課題に合わせたタイムリーなサポートが、会社のさらなる成長につながりました。
須藤 航平 代表取締役CEO (右)と加藤 雄三 経営支援員(左)
展示会費用の軽減策を相談
弊社は、ウェブやアプリケーション開発の受託事業のほか、自社プロダクトとして、スマート名刺「LiT(リット)」やフォトウエディングサービスなどを提供しています。中でもLiTを多くの企業に知っていただくため、各地で行われる展示会への出展に力を入れています。
これまで、私たちは年間4回ほど展示会に参加してきました。毎回、弊社からは2人が会場に常駐する体制を取っており、場所も東京をはじめ、大阪、福岡など全国におよびます。出展にかかる費用は、出展料だけではなく、2人分の交通費や宿泊費などもあるので、合わせると結構な金額になります。そこで、この負担を少しでも軽減できるサポートはないものかと、創業当初に会員になっていた商工会議所に問い合わせてみました。そして、小規模事業者向けの「展示会・商談会の出展料補助」というものがあることを教えていただき、早速、申請することにしたのです。
はじめは何から手をつければよいのか分かりませんでしたが、担当支援員の加藤さんが必要書類や記入方法、出展後の報告書の提出まで、申請の筋道を丁寧に説明してくれました。また、書類の添削もしてもらえたので、不安なく、スムーズに進めることができました。次回からは、この手続きを社員に担ってもらおうと考えていますが、加藤さんに不明点をサポートしてもらえるので、安心して引き継ぐことができそうです。
将来にわたる相談役として
私たちが現在、懸命に周知活動を行っている自社商品「LiT」とは、ICカードに情報が埋め込まれている、いわば「次世代のスマート名刺」で、専用のアプリがなくても、スマホにかざすだけで名刺情報が表示されるというものです。個人のプロフィルはもちろん、会社のパンフレットやサービス、SNSなどの情報も記載しておけば、そこから簡単にアクセスすることが可能です。また、情報はいつでもマイページから更新可能なため、住所変更などがあっても名刺をつくり直す必要がありません。さらに、ペーパーレスを実現するだけでなく、エコ素材でできたカードを使用すれば、持続可能な社会の実現にも貢献することができます。全く新しい商品なだけに、多くの方に実際に試していただける展示会は、貴重な機会なのです。
これからはマーケティングにも力を入れて、お客さまのニーズにフィットしたサービスを提供できるよう、体制を整えていきたいと考えています。そのため、これからも加藤さんにはサポート役として伴走してもらいたいと思っています。商工会議所は、他社の成功事例もたくさん知っていますし、補助金をはじめ、随時、必要な情報をもらうことができます。新しくて、しかも正しい情報を自力で集めるのは手間や時間がかかるので、これからも頼もしい相談役として、ともに歩んでもらえるとありがたいですね。
LiT専用のアプリは、他の名刺管理アプリとの連携もでき、交換した名刺情報を一括管理できるほか、相手が情報修正した場合も自動で変更内容が反映される。
創 業 | 2019年5月 |
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事業内容 | ウェブサイト制作やウェブシステム開発、スマホアプリ開発、写真および動画撮影・編集、SNSマーケティングなど。 |
所在地 | 仙台市青葉区一番町1-4-1 仙台ワールドビル5F |