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㈲クリーブランド 山口 琢也 氏

現状を知り、目標を定めたからこそ、新事業に着手することができました。

cleaveland_1.jpg山口 琢也 氏(右)と 佐藤 真美子 経営支援員(左)

次の一歩を踏み出すための適切なサポート

 弊社は、リサイクル品を含む業務用厨房機器の販売を中心に、自社の施工部門で店舗デザインや内装工事も行っています。最近では、コロナ禍で認知され始めた光触媒コーティング工事も始めました。長年のノウハウによって、お客さまに安価な価格帯で良品を販売ができるのも、当社の強みであると自負しています。
 今回、商工会議所に相談したのは、「小規模事業者持続化補助金」の申請についてでした。既存の厨房機器の販売事業はもとより、新規事業として光触媒コーティング工事を始めたことについての情報発信を行うことで、1人でも多くの方に弊社の存在を知っていただくために、ホームページのほか、ツイッターやインスタグラムなどのSNSをより効果的に活用するための環境整備に使いたいと考えています。
 商工会議所には、補助金の申請に必要な経営計画の作成をサポートしていただいた以外にも、自社の経営力向上のための取り組みを記載した計画を作成して国から認定を得ることで、税制や金融面などでの支援を受けることができる「経営力向上計画」申請にあたっての書類作成にも力を貸していただきました。これらの書類作成の過程で目標を数値化したことで、現在の経営状況と、これから何をなすべきかが明確になり、新事業に着手する決断ができました。また、中小企業診断士の先生への無料の相談制度や、弊社が利用できそうな支援制度などを随時ご紹介いただけたことも、大変ありがたかったです。

意識すべきは「他社との差別化」

 新型コロナウイルスの感染拡大によって、さまざまな業種の中でも、特に飲食業界が厳しい状況となっている今、弊社のような関連取引先への支援制度は少なく、自社での創意工夫による経営改善が求められているのが現実です。そんな時に、商工会議所のように、気軽に相談できる場所があるということは、とても心強いと感じています。
 今回、持続化補助金の申請を行ったり、経営力向上計画の認定を受けたりする中で改めて感じたのは、「他社と差別化を図ること」の大切さです。それを常に意識するためにも、商工会議所から提供していただくさまざまな情報をキャッチし続けながら、自社の事業にフィットするものを選択して、今後の事業展開に生かしていきたいと考えています。また、コロナ禍で直接、店舗に足を運んでくださるお客さまが減少した分、ECサイトの売り上げが非常に伸びていますので、この点に着目し、今後は、自社サイトでの販売の比重を拡大していこうと考えています。その際には、また商工会議所の力をお借りしたいと思います。

cleaveland_2.jpg店舗では、厨房機器のほか、テーブルやグラス、おわんなど、飲食店運営において欠かせないあらゆる商品を販売している。
創 業 1999年10月
事業内容 業務用厨房機器の買い取り・販売、内装用光触媒コーティング工事等各種設備工事
所在地 仙台市若林区六丁の目元町8−10
ホームページ https://www.cleave-land.com/

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