今こそ、東北へ!
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08人と自然、各々が生んだ芸術を体感する。目抜き通りをアートで飾る、新たなまちおこしが話題に。 市街のシンボルロードである官庁街通りでは、通り全体をひとつの美術館に見立て、アートを介したまちづくりを行う「Arts Towada」計画を展開しています。その中心となる十和田市現代美術館は、通りの景観に合わせて広い敷地内に独立した展示室を分散させているのが特徴。館内では、世界をまたにかけて活躍するアーティストたちのコミッションワークが展示されるほか、文化芸術活動や交流の拠点として賑わいを見せています。南西部には、ドライブルートとして整備は万全だけれど、どこか“手つかずの森”としての神秘性を感じさせる奥入瀬渓流エリア。いくつもの滝が点在することから「瀑布街道」と呼ばれる渓流沿いには遊歩道が整備されており、散策も可能です。作家・大町桂月が「山は富士、湖は十和田湖、広い世界に一つずつの最高のもの」と褒めた十和田湖の景観も必見。神秘的な色の湖面、その御前ヶ浜の湖畔には、詩人かつ彫刻家である高村光太郎作・乙女の像が立っています。十和田Towada-shi青 森岩 手宮 城秋 田山 形福 島イベント[十和田市]❸官庁街通り/十和田市のシンボルロードで、長さは約1.1km。春には桜、冬にはイルミネーションが華やか。❹十和田湖/青森県と秋田県にまたがる二重式カルデラ湖。最深部は国内第三位の水深度を誇る。❺十和田バラ焼き/地場産の牛バラ肉とたっぷりのタマネギを醤油ベースのタレで鉄板焼きに。店により個性あり。❶十和田市現代美術館/屋内、中庭、屋上、階段室などあらゆる空間で多様なアート作品を展開。❻新渡戸記念館/三本木開拓に力をそそいだ新渡戸傳とその孫である新渡戸稲造の偉業を紹介・展示。❷奥入瀬渓流/十和田湖の子ノ口から焼山までの約14km、樹木や十数ヵ所の滝と、多様な形の岩が渓谷美を構成。十和田市観光物産センター/十和田の特産品を扱うセレクトショップや、観光案内所、休憩スペースを完備。123654
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