東日本大震災の記録と復興の一年の軌跡
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④とにかく「今までの時間」を取り戻すために、融資はもちろん、生活・消費・文化あらゆる側面からの支援をお願いしたい。⑤簡単なメールでもいいので、支援策や優遇措置、助成金に関する情報を出来るだけ早く伝えて欲しい。⑥地域経済の復興状況をメールなどで逐一教えていただきたい。⑦メルマガを頻繁に発信していただき、最新情報をいち早く把握できるようお願いしたい。⑧被災地への販売ルートの確保(短期収益と余剰資産の売却のため)。⑨仙台(東北)に支店を置いている会社より本当に厳しいのは地場産業。東北地場の企業の復興を心から願う。商工会議所には地場産業を支えるようお願いしたい。⑩事業所がギブアップすれば、雇用にも影響し、地場の活力を大きく下げる要因になる。負の連鎖を止めることが重要だ。この災害によって被った企業の被害(売上・利益)を何らかの形で補填する、もしくは企業の負債部分を軽減するような超法規的措置も必要ではないかと思う。自力で這い上がれない企業に手を差し伸べる何らかの方策を講じてほしい。(3)会員交流の機会拡大 ①今こそ企業同士の支え合いが必要。商工会議所に企画をお願いしたい。②会員間での取引拡大のお手伝いをしていただきたい。③会員企業の事業を生かす形でのサービスを検討していただき、結果として会員企業が相互にサポートする形で復興に向かえるような仕掛けづくりを期待している。 ④事業のパートナー募集の情報等を発信いただきたい。⑤地域復興の手助けとなるよう、会員の専門知識を生かせるような土台づくりを望む。⑥震災を機会として、さらなる会員相互の情報共有・ビジネスマッチング機能等の強化を望む。⑦企業間の情報交換や協力体制をサポートしていただきたい。(4)元気な企業情報の発信 ①震災により、営業できない期間があった。営業再開したお店をホームページなどで発信してもらえるとうれしい。やれるところがドンドン前に進めば、被災地域の復興にも役立つはず。②業績を戻すための様々な取り組みを「震災復興」の観点でやっているので、商工会議所のネットワーク(メール配信・月刊誌など)を使って広く紹介して欲しい。企業の取り組みをどんどん紹介することがお互いにいい刺激となって、モチベーションアップに繋がると思う。③商工会議所には被災から這い上がり、次の段階に進もうとしている会社を積極的に紹介していただきたい。④関東をはじめ、報道で海側の映像が多く流れているため、見方が偏ってしまう。復興を遂げた元気な中小企業もアピールしてほしい。(5)過度な自粛ムードの一掃、イベント・キャンペーン等を通じた域内経済の活性化 ①消費意欲拡大のためのキャンペーン運動の展開。②お金や法律の支援だけでなく、元気のでるイベントなども企画してほしい。③風評被害を防止する積極的なPR活動を期待している。④消費意欲拡大のためのイベント・会議・祭りの継続開催、復興キャンペーン等々、仕事を創出する施策の実施をお願いしたい。⑤地域経済は、個人消費に頼るところが大きい。観光客を取り込んでの経済効果も必要だと思う。⑥個人による買い控えが、企業の業績にも大きく影響している。国も絡めた対策が必要と思うが、全国商工会議所から発信できることはないか。⑦仙台・東北は復興までの時間を要するので首都圏にむけて、仕事の発注を東北に!という気運をなんとか盛り上げて欲しい。首都圏のお金を地方に仕事を通じて流さないと復興はない。人材流出が進めば、ますます地方はダメになる。53

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